陽のあたる路から

陽のあたる路をのんびり歩くような人生でありたい  陽路々

磐田市御厨の旅へ

今年の5月4日にトンボ類の保護地として有名な桶ヶ谷沼へ出かけている。出かける前にGoogleMapで最寄りの駅からの最短ルートを調べている。最寄り駅はJR御厨駅が一番近い。そこから真っ直ぐ北上し、突き当りを東方へ向かい東海道松並木の手前で磐田バイパスのガード下をくぐると桶ヶ谷沼へ到着する。距離にして3kmほどだった。この時は3kmならそれほど苦労することも無さそうだなというくらいの軽い気持ちで出掛けている。しかし実際は駅前から北上して突き当たるまで工業団地内で工場ばかりの単調な景色が続いた。前も後ろも直線道路で工場意外に何も無いため、延々と続く道のりがやたらと長く感じた。やっとの思いで突き当りに到着し右折して進むと東海道の道標らしきものが建つ交差点に出た。旧東海道を進むと明治の道、江戸の道などの案内がある下り坂に出た。実はここまで来る途中にコンビニも自販機も無く飲み物を持っていなかった。まだ5月の初めだったが水分補給の事を考えていなかった。さらに先へ進むと東海道の松並木が見えてきた。ガード下をくぐる手前の工場の前に自販機があったので350mlのペットボトルを買って飲み干してから500mlのペットボトルを買って持ち歩きケースに入れた。ガード下をくぐるとすぐに桶ヶ谷沼ビジターセンターが見えた。この日はトンボ観察をした後で来た道をそのまま戻って駅まで帰ってきた。

家に戻ってネットで色々と調べていると駅の南側に御厨古墳群があるらしい。歴史にも興味があるので次回は是非足を運びたいと思った。

そして6月26日に再び行ってみようと思ったのは、6月が一番トンボ類が多く見られる季節だという事と、もう暑さも限界なので薄曇りの今日は最後なのかもしれないと勝手に言い訳して出かけた。今回も事前にルートを探しておいたワケで、駅前を東に行きセブンがあるので買い物をしてから更に東へ行き小さな水路沿いを北上する事にした。このルートは田園地帯が続き、途中に田原水車の里がある。

色々と楽しめるルートなので3kmの距離があっと言う間で暑くて汗は出るが苦になることは無かった。水車の里を過ぎるとすぐに東海道の松並木が見えてくる。前回と距離的にはほとんど違わないのに体感的には半分くらいに思える。ただ期待して来たトンボは以前見た種類ばかりで初見は何も無し。結果は残念だったが、秋になって涼しくなったらまた来てみたいと思った。そして帰りは更に近い気がして、あっという間にJRの線路まで戻った。そのまま直進して線路の南側へ。線路沿いを右に行くと兎山公園の案内看板があった。兎山公園は御厨古墳群の一部でもある。御厨古墳群は国指定史跡なのだがどれが古墳なのか良く解らない。

公園の南側にめだかの学校という自然コーナーがある。トンボも居そうかなと行ってみたが水質管理がされていないようでちょっと失望。

あまりに暑いのでもう帰ります。兎山公園から御厨駅までは700mほど歩きました。本日の総歩行距離は約8kmでした。